深セン国際ゲームショウのあれこれ
2015年10月1日~5日に中国の深圳で開催された
『第2回深圳国際ゲームショウ(SZGS)』
(深圳は変換されないので以下深セン表記)
応援している声優が5日前に参加することが発表されたので突発でソロで参加してきました。その際色々苦労したので、今後私と同じような英語もロクに喋れないのにソロで参加する人の参考になればと思い、文字を起こしました。
(あくまで私個人の意見になりますので、最適解ではないです。予めご了承下さい。また、料金は参考程度に見て下さい。)
まとめは以下の通り
①深センへのルート
②深センに着いてからのあれこれ
④その他
①深センへのルート
SZGSに参加するにあたりまず悩むのがこれ。
(といっても直行便が開始されたのでほぼそれ一択なところがありますが)
調べると個人ブログなどで何ルートか紹介されていますが、情報が古いのもあるのでここで何ルートか紹介します。
A.東京からの直行便
成田空港→深セン宝安国際空港 の直行便ルートその①
料金:片道約5~6万円
2016年1月に成田⇔深セン間のLCC直行便が開始しました。
飛行機内に日本人の客室乗務員がいて、深センに直行できるのは非常にアドです。
便が少なく、希望の発着時間が無いこともある、というのがネックでしょうか。
B.大阪からの直行便
料金:片道約3~5万円
西日本に住んでいる人ならこちら。
関東住みの人でも高速バス→関空からの直行便にする事によってAの東京からの直行便では選択できなかった時間に発着できます。
バス代込みでほぼ同額なので、体力がある人はこちらでも良いかもしれません。
C.香港経由
飛行機の本数が多く、価格も安い香港に飛んでから電車で深センに行くルート
香港国際空港から電車・地下鉄などの陸路で移動し、入出国の手続きを行う羅湖に向かいます。
所要時間:約2時間~3時間
料金:飛行機片道約2~3万円 + 電車代片道約2000~4000円
他にもフェリーやバスなどで深セン入りする方法もあるみたいですが、ソロで行く場合はまず除外でしょう。
メリットとしては、次に紹介する韓国や上海を乗り継ぐ飛行機よりも安いこと、そして飛行機の便が多い。時間があれば観光名所も見れる。
デメリットは空港外での入出国の手続きがあること、香港での移動にHK$が必要になること。(深センの通貨は人民元)
AとBの直行便がなければ断然このルートをオススメしました。
羅湖での入出国手続きは、土日だと1時間かかるという情報もあるので時間に余裕が無い場合はオススメできないルートです。
D.乗継便
料金:片道約3~5万円
私も利用したルートです。ですがオススメは出来ません。というか読み書きできないソロでの乗継便利用はやめましょう。
乗継地点の中国・韓国から深センへの飛行機内はもちろんジャパニーズ要素がほぼ0です。
飛行機内で書く入国カードの扱いを心得ているのなら問題ありません。
② 深センに着いてからのあれこれ
ここからは深セン空港に到着してからの行動について書いていきます。
(香港ルートは省きます)
●お金
深セン空港に着いて自由の身になったら、まずは何も考えず両替して人民元を入手しましょう。
交換レートの良し悪しはnoイングリッシュソリストにとって無縁ですし空港のレートはそこまで悪くありません。
●空港からの移動手段
空港からSZGS会場の会展中心まではタクシーかバスでの移動になります。
一度深セン空港に行った事がある人は分かると思いますが、タクシーのお誘いの兄ちゃん姉ちゃんが非常に多くて怖いです。
ネットでの噂によるとぼったくられたり、身包み剥がされて山中にほっぽり出されるとかなんとか・・・
ということなので私的には路線バスをオススメします。
バスターミナルがあり、中国語が読めない私でも会展中心さえ把握していれば乗れたので問題はありません。そこでもしつこく話しかけてくるタクシーのあんちゃんはシカトしましょう。
バスは自由席で運賃は前払いになります。運賃を回収して周る乗組員がいるのでバスに乗ったら席に座り、乗組員が来るのを待ちましょう。
空港から会展中心までは確か20元。時間は40分程度。
●ホテルについて
深センは香港に比べたら英語が普及していないらしいですが、ホテルのフロントだと英語も大体通じます。
私が利用したのは会場裏手の少し良いホテルと、空港近くの安いホテルでしたが、どちらも英語の通じるフロントはいました。
クレカで支払いを済ませていれば、予約明細を見せればほとんど話す事もありません。是非利用しましょう。
ここで私がやらかした出来事を1つ・・・
私が予約したホテルなんですが、サイトに記載されている住所と現住所が変わっており、ホテルを探すという自体に陥りました。
しかもサイトに記載されている住所に行くと、明らかに廃墟となっている建物が・・・。
「酒店=ホテル」という知識はあったため、偶然見つけたホテルに入りたどたどしい英語でフロントの若いねーちゃんと会話し、目的のホテルに道案内をしてもらい、事なきを得ました。
私が印刷して持っていったホテルの明細には、英語のカタカナ読みの表記しかなく、中国語表記のホテル名が入っていませんでした。
それが原因でフロントのねーちゃん達も探すのに手間取っていたのでとても申し訳ない気持ちでした。
ですので、私のように突発で見知らぬ海外に行く場合、ホテルの予約時には以下の点を抑えた方が良いです。
・住所を複数のサイトで確認
・現地表記の名前を確認 (香港・深センであれば「○○酒店(酒家)」)
まぁケチって海外パケホはイベントの日だけにするという決め事をしていたので、それを解禁してネットを使用すれば楽に探せたかもしれませんが・・・
今思い返してもあのフロントの女の子には感謝してもしきれません。
SZGSの会場の「深セン会展中心」は複数のホールが連なっている建物で、日本で言うと幕張メッセをもう少し正方形よりにしたような建物です。
ホールが1~9号館まであり、SZGSはその一角の9号館での開催になります。
入場口は正面(北側)ではなく、建物側面(東側)になることに注意。
会展中心の駅近辺はちょっとおしゃれな感じなので治安は良いと思います。
開場は9時からですが運営がガバガバみたいで、建物内にあるチケット販売所にいつの間にか並べるようになっていたりします。
ですので、オタクっぽい人が出入りするようになったり、中に列が形成されていたら建物に入っても問題ないです。 昨年は8時頃には列が出来て建物に出入りできました。
建物内部の写真 (会場の一歩手前です)
手前が当日入場券売り場、奥に並んでいるのが前売り入場券を持っている入場待機列
チケットを購入したら、そのまま流れで会場に入場できます。
●チケットについて
入場券は前売りもあるそうですが、当日券を並んで買っても全く問題ないです。
・1枚50元
また、メインステージの観覧エリアに入るのにもチケットが必要で、観覧エリア入り口付近で販売していました。(立ち見の場合は観覧フリー)
・1枚30元 (再入場OK)
●各ステージについて
会場内は幕張メッセでいうと1ホール分くらいの広さになります。
画像は会場MAP
私はサブステージでのサイン会と、その後のメインステージ目当てだったので、まずはサブステージの参加券が配布されるA157ブースに行きました。
ですが、そこに行っても空のブースでおじさんがくつろいでいるだけ・・・
ならばと思い、メインステージのチケットを買おうとしたのですが、売り場でまだ販売していないという有様。
予想以上に適当な運営でした。
その後サブステージ前で参加券は配られ、メインステージのチケットもサブステージが終わったら販売されてました。
メインステージでは前の演目が終了したら、お客さんが入れ替わってくれたので最前で見る事ができました。
④その他
イベントでデカイ荷物を引き当てる事があるので、その場合は機内持ち込みにするか、空港内で荷物をダンボールで包んでくれる場所があるので、そこで包んでもらいましょう。
中国のカップラーメンは美味いがコンビニで買っても割り箸が付いて来ないので、My箸を持参するか、フォークを貰わないと食べれないです。
惣菜パンやおにぎりの具はじゃぱにーずには合わない。みそ汁が恋しい。
終わりに
ガバガバなイベントはとても海外のイベントっぽくて最高の一日になりました。
ソロで行く場合は空港やホテルでのやり取りが一番の不安要素だと思うので事前準備は万全にしましょう。イベントはなんとかなる。17時間待機の海外イベント?知らない子ですね